ボタンからマクロへ引数を渡す

これは嬉々としてメモしておかなければなりません! 感動した!
私の中で第二次「目指せエクセルマスターへの道」ブームが来ていますよ。あるいは 「目指せエクセルマスターへの道」セカンドシーズンですよ。
ツールバー」 の 「フォーム」 でシート上にボタンを置いて、そこからマクロを呼ぶときに 「引数」 を渡せたらいいなぉ、とダメ元で調べてみたら出来るではありませんか!
簡単に言うと、マクロ名の後ろに半角スペースを空けて引数を書き、それをシングルクオートで囲みます。

「勤務表.xls!'印刷 9001'」 ← 下記画像の記述部分

その際に、若干の決まりごとがあるようですが、下記のサイトが解りやすく説明して下さっているのでそちらを参照(手抜き)。

カスタムツールバーのボタンからマクロへ引数を渡す方法

試してみたところ、他にもいくつか注意しなければならないことがありました。

  • 引数は数値でなければならない。
    受け取り側を String にしてもダメです。
  • 引数が2桁以上ある場合、1桁目がゼロではダメ(引数をひとまとめにして送る場合)。
    例えば 「01」 と渡したかったとしても 「1」 になってしまいます。ゼロを使用しないようにするか、アタマにダミーの引数を付けましょう。
    【追記】 カンマで区切るとフツーに複数の引数を渡すことができました(ダミーに必要ナシ)。
  • 先にマクロ側に引数の定義をしてしまうと、ボタンに 「マクロの登録」 をするとき、マクロの一覧に表示されない。
    マクロ名を手入力するか、引数は後で記述しましょう。

これで、一行しかコードを書いていないプロシージャを、ボタンの数だけ作っていたのが一つで済みますよ。
しかも、ボタンの数が×3+α になろうとしていたので、大ラッキーチャンス(?)です。
私の場合、ボタンを増やそうとしていたエクセルブックは、マクロのあるブックとは別だったので、自分(のブック)にマクロを作成しなくても、既にあるマクロを呼んでやるだけで済みます(エクセルを開くとき 「"ブック名" はマクロを含んでいます」 というセキュリティ警告が表示されなくて済む)。
ただ、マクロを作ったエクセルブックを予め開いていないと、ボタン押下時にセキュリティ警告が表示されてしまいます。
んん〜、プロシージャの中にコマンドを書いて呼ぶなら出ないんだけどなーー。でもそうすると、自分のブックを開くときに出るしなーー。これはもう使い方によるな。